
タッチペンの先端にある円盤、これってなぜあるのかな?



ないとダメなの?
なんだか邪魔に感じるよー💦
100均で売ってるタッチペンで先端に円盤のついたディスクタイプタッチペンという製品があるんですが、この円盤何でついてるのかな?って不思議に感じませんか…?


一見ただのカバーのように感じるこの円盤にはタッチ精度を上げるという重要な役割があるんですよ!
この記事ではこのディスクタイプタッチペンの先端にある円盤の仕組みを紹介します。
「円盤がどうしても邪魔で気になる…」という方は2Wayタイプのタッチペンを選びましょう!


- 円盤の役割と仕組み
- 円盤付きタッチペンのメリット・デメリット
- 他のタッチペンとの違い
- おすすめタッチペン8選
ディスクタイプタッチペン先端の円盤はなぜ必要?
タブレット用のタッチペンを探した時に円盤付きのタッチペンを見かけたことはありませんか?
この円盤付きのタッチペンのことをディスクタイプタッチペンと呼びます。
ディスクタイプタッチペンは先端に透明な円盤があることでタッチスクリーンの反応が上がりスムーズな操作を実現しているんですよ。
以下のポイントで詳しく解説していきますね。
- 円盤の役割と仕組み
- 円盤があることで得られる利点
まずは円盤の基本的な役割とその仕組みについて見ていきましょう。
ディスク(円盤)の役割と仕組み
ディスクタイプタッチペンは静電容量方式のタブレットやスマートフォンで正確に動作するように設計されています。
静電容量方式のスクリーンは指先の静電気を感知して操作を認識しますが、通常のペン先程度の細かさを求めると接触面が小さすぎてスクリーンが反応しづらくなります。
そのため静電容量方式のタッチペンはペン先が太いものが多いんですね。
ただ「もっと細かい文字を書きたい…!」と思った事はありませんか?
そこでこのディスクタイプタッチペンが登場しました。
ディスク(円盤)があることで得られる利点
- スクリーンとの接触を安定させ、誤作動を減らす
- 接触面積を広げることでスクリーンに正しく認識させれる
- 細かい文字や線を正確に描ける
- 指やゴム製ペンよりも滑らかに書ける
- ペンの角度が変わっても安定して反応させる
円盤付きタッチペンには他のタッチペンにはない以上のような特徴があります。
つまり指やよくあるゴム製ペンよりも細い線が描けるので、細かい文字や図形を安定して書けるのが便利なんですね。
ディスクタイプタッチペンのメリット・デメリット
ディスクタイプタッチペンはタブレットでの手書き入力や細かい作業にぴったりです。
しかしどんな製品にも長所と短所があるものです。
ここでは円盤付きタッチペンのメリットとデメリットを詳しく紹介します。
- メリット: 精度が高く操作性が良い
- デメリット: 耐久性が弱く持ち運びに気を使う
ディスクタイプタッチペンのメリット|
精度が高く操作性が良い!
3つのメリット
- 細かい線や文字を正確に書ける
- ペンの角度が変わってもスムーズに動作する
- 視認性が高く、狙った位置に書きやすい
ディスクタイプタッチペンの最大のメリットは正確な入力ができることです。
とくに細かい文字や線を書くのに適しておりゴム製タッチペンや指では実現できない細かい描写やスムーズな操作が可能です。
たとえばタブレットで家計簿アプリを使う際などは、ディスクタイプタッチペンなら数字やメモを細かく書けるため紙の家計簿と同じように管理できますね。
またタブレットでイラストを描きたい時なども細い線や細かい描写が可能です。
このように円盤付きタッチペンは「細かい作業をする人」に向いています。
ではデメリットはどのような点があるのでしょうか?
ディスクタイプタッチペンのデメリット|
耐久性が弱く持ち運びに気を使う
3つのデメリット
- 邪魔に感じる
- 円盤が割れたり外れたりしやすい
- ゴミやホコリが付着しやすい
- 持ち運ぶときに破損しやすい
ディスクタイプタッチペンは便利ですがデリケートな構造をしているため扱いに注意が必要です。
とくに見た目通り円盤部分が外れやすい点がデメリットとして挙げられますね。
タブレットと一緒にカバンに入れて持ち運ぶ場面などは、ペン先を保護しないとすぐに円盤が外れて壊れてしまいます。
ディスクタイプタッチペンを選ぶならフタ付きの製品を選ぶのがベストですね。
iPadやChromebookで使える他のタッチペンとの違い
特徴 | パッシブタッチペン | アクティブタッチペン |
---|---|---|
仕組み | ペン先とタッチパネル間の静電容量の変化を検知して動作 | ペン内部の電子回路で信号を発生させ、デバイスと通信 |
電源 | (充電・電池不要) 不要 | 必要 (充電式または電池式) |
精度 | 低い | 高精度 |
機能 | 高度な機能はなし | 筆圧感知、傾き検知、パームリジェクションなど高機能 |
ペン先の種類 | シリコンゴム 繊維 ディスク | デバイスやモデルによって異なる |
価格 | 安価 | 高価 |
対応デバイス | ほぼ全てのスマートフォン、タブレット | 対応デバイスは限定的 |
用途 | 一般的なタッチ操作 簡単なメモやイラスト ゲームなど | イラスト制作 デザイン 細かい文字入力 精密なゲーム操作など |
メリット | 手軽に使える 充電不要 比較的安価 | 精密な作業が可能 高度な機能が使える |
デメリット | 細かい作業には不向き ペン先と画面の間に視差が生じやすい | 充電が必要 対応デバイスが限られる 高価 |
iPadやchromebookなどで使えるタッチペンにはパッシブタッチペン(静電容量式タッチペン)とアクティブタッチペンの2種類があります。
ディスクタイプタッチペンはパッシブタッチペンの一種ですね。
ディスクタイプタッチペンは100均でも買える手ごろさと価格が魅力ですが、
「やっぱり円盤が邪魔…」と感じる人も多いのではないでしょうか?
ここからはディスクタイプタッチペン以外の円盤がないタイプのタッチペンも紹介していきます。
① パッシブタッチペン(静電容量式タッチペン)|
充電不要で手軽
特徴 | 詳細 |
---|---|
仕組み | ペン先とタッチパネル間の静電容量の変化を検知して動作 |
電源 | 不要(充電・電池不要) |
精度 | アクティブタッチペンに比べて低い |
機能 | 筆圧感知、傾き検知、パームリジェクションなどの高度な機能はなし |
ペン先の種類 | シリコンゴム 繊維 ディスクなど |
価格 | アクティブタッチペンに比べて安価 |
対応デバイス | 静電容量方式のタッチパネルを搭載したデバイス(スマートフォン、タブレットなど) |
用途 | 一般的なタッチ操作、簡単なメモやイラスト、ゲームなど |
メリット | 手軽に使える 充電不要 比較的安価 |
デメリット | 細かい作業には不向き ペン先と画面の間に視差が生じやすい |
パッシブタッチペンは指の代わりに静電気を発生させて操作するため、充電や電池が不要で手軽に使えるのが特徴です。
アクティブタッチペンに比べて精度や機能は劣るため、本格的なイラスト制作などには向きません
ペン先の種類によって書き心地や用途が異なるため自分の用途に合ったペン先を選びましょう。
ペン先による違いは以下の通りです。
ペン先の種類 | 特徴 | メリット | 主な用途 |
---|---|---|---|
ディスク | ペン先が透明なディスク状で、接触点が明確 | 正確な位置指定が可能、細かい作業に向く ディスク部分が摩耗・破損しやすい、ペンを寝かせて使う用途には不向き | イラスト制作 細かい文字入力 精密なゲーム操作 |
シリコンゴム | 柔らかく、画面を傷つけにくい | 滑りが良く、スムーズな操作感 細かい作業には不向き | 一般的なタッチ操作 簡単なメモやイラスト |
繊維 | なめらかな操作感 | 筆のような描き心地、軽いタッチで操作可能 耐久性が低い場合がある | 素早い操作が必要なゲーム 簡単なイラスト |
② アクティブタッチペン|
充電・電池が必要だが高性能
特徴 | 詳細 |
---|---|
仕組み | ペン内部の電子回路で信号を発生させ、デバイスと通信 |
電源 | 必要(充電式または電池式) |
精度 | 高精度 |
機能 | 筆圧感知、傾き検知、パームリジェクションなど高機能 |
ペン先の種類 | デバイスやモデルによって異なる |
価格 | パッシブタッチペンに比べて高価 |
対応デバイス | 対応デバイスは限定的 |
用途 | イラスト制作、デザイン、細かい文字入力、精密なゲーム操作など |
メリット | 精密な作業が可能 高度な機能が使える |
デメリット | 充電が必要 対応デバイスが限られる 高価 |
アクティブタッチペンは電子回路を内蔵しているため、パッシブタッチペンよりも高精度でより自然な描き心地です。
筆圧感知や傾き検知などの機能はイラスト制作やデザインなどのクリエイティブな作業にピッタリですね。
ただしアクティブタッチペンは対応するデバイスが限られているため購入前に必ず互換性を確認してください。
タブレット学習におすすめなタッチペン8選
タブレットを活用した学習や手書きメモに適したタッチペンを選ぶ際、コスパ・機能性・使いやすさのバランスが重要です。
特に、家計簿管理や育児記録、子どもの学習サポートに使う場合、適したペンを選ぶことで作業効率が大きく変わります。
ここでは、用途別におすすめのタッチペンを3つ紹介します。
- コスパ重視のおすすめタッチペン
- 機能性抜群な高性能タッチペン
- 子ども向けに使いやすいタッチペン
まずは、価格と性能のバランスが取れたコスパの良いタッチペンを紹介します。
コスパ重視のおすすめタッチペン
「手軽に使えて、価格もお手頃なタッチペンが欲しい!」という方には、パッシブタッチペンから選びましょう。
ディスクタイプタッチペンのおすすめ
「MEKO スタイラスペン」





ママが使うならこれがおすすめ!
シリコンゴムタッチペンのおすすめ
「エレコム スマホ・タブレット用タッチペン」


繊維タイプタッチペンのおすすめ
「Bopomofo タッチペン5本」


機能性抜群な高性能タッチペン
「タブレットをもっと活用したい!」
「イラストや細かい作業にも使いたい!」という方にはアクティブタッチペンがおすすめです。
おすすめ①
Apple Pencil (USB-C)
おすすめ②
JAMJAKE iPad ペンシル





圧倒的なレビュー数とコスパの良さが魅力ですね!
おすすめ③
「Ralkepy スタイラスペン」





chromebookなどにも対応していますよ♪
最後に子ども向けのタッチペンを紹介します。
子ども向けに使いやすいタッチペン
「タブレット学習をサポートしたい!」
「子どもが使いやすいペンが欲しい!」という方には軽量で持ちやすいタッチペンが適しています。
子供向け①
エレコム鉛筆型タッチペン





六角形で鉛筆のように使えるので子供も使いやすそうですね。
2WAYが便利!
「いろいろかける君」





アクティブタッチペンとパッシブタッチペン(繊維タイプ)の2WAYなので、子供の好みによって使い分けれるのが嬉しいですね!
ディスクタイプタッチペンの円盤はなぜ必要?のまとめ
この記事ではタッチペンの先端にある円盤の役割や仕組み、使い方について紹介しました!
- ディスクタイプタッチペンの円盤は細かい操作を可能にしている
- もっと細い線や細かい描写ができるのはアクティブタッチペン
- ディスクタイプタッチペンはアクティブタッチペンよりも安価
- どちらが良いか迷う人には2WAYタッチペンもおすすめ
ディスクタイプタッチペンの円盤はタッチの精度を高めスムーズな操作を可能にするために必要不可欠なものでした。
ただより高価なアクティブタッチペンを使えばディスクタイプタッチペンよりも細かな描写が可能です。
どちらが良いか迷う場合は2WAYタイプを選びましょう!


あなたやお子さんにピッタリのタッチペンを見つけて、タブレット学習を楽しい時間に変えちゃいましょう!