この記事ではエバークックとエバークックαの違いを以下の6つ解説します。
優れているのは どっち? | |
---|---|
コーティングの強さ | エバークックα |
耐久力の強さ | エバークックα |
保証期間の長さ | エバークックα |
商品ラインナップの多さ | 普通の エバークック |
商品の軽さ | 普通の エバークック (ガス火専用モデル) |
価格の安さ | 普通の エバークック |
結論から言うと、ガス火利用で軽くてコスパの良いフライパンが欲しい人は普通のエバークックがおすすめです。

長持ち&耐久力を重視し、たくさん料理をする方にはエバークックαがおすすめです。

とはいえ、何を重視するかは人それぞれなので、もっと詳しく違いを知りたい方はこの記事を読み進めてくださいね。

私はガス火利用で軽いフライパンが好きなので普通のエバークックのガス火専用タイプを選びました!
エバークックとエバークックαの6つの違いを解説!|
長持ちするのは耐久性が高いエバークックα
普通の エバークック | エバークックα | |
---|---|---|
①コーティング | アンカー構造 アルマイト コーティング + フッ素樹脂 コーティング | アルマイト コーティング + αダイヤ粒子入り フッ素樹脂 コーティング | アンカー構造
②耐久性 | 高い 耐摩耗性試験 50万回クリア 耐食性試験 48時間クリア | 耐摩耗性試験 200万回クリア 耐食性試験 200時間クリア | 非常に高い
③保証期間 | 500日間 | (730日間) | 2年間
④商品 ラインナップ | (6商品) ガス火専用 (6商品) 取っ手が外せる タイプ (11商品) | IH/ガス火対応IH/ガス火対応 (6商品) |
⑤重さ | 軽い | ガス火タイプは普通 |
⑥価格 | 安い | やや高め |
エバークックとエバークックαの違いを上記の表でまとめました。
表の内容からもわかる通りエバークックαは耐久性が高く保証期間も長いため、たくさん料理をする方におすすめです。
普通のエバークックはガス火利用の方であれば軽くて価格も手ごろでコスパが良いフライパンと言えますね。
さっそく詳しく解説していきます。



我が家は普通のエバークックを使っていますが、3年使ってもまだまだくっつきませんよ♪
①コーティングの違い|
エバークックαはαダイヤ粒子を含み、より強固に進化!
画像引用:楽天市場
普通のエバークックとエバークックαのコーティングの違いはαダイヤ粒子が含まれているかどうかです。
エバークックαは焼面表面のフッ素樹脂コーティングにαダイヤ粒子が配合されているため密着度が向上し、コーティングが剥がれにくいという特徴があります。
そのためαダイヤ粒子入りのエバークックαの方がよりコーティングが強固で長持ちします。



コーティングが剥がれにくいのは嬉しいよね!


②耐久性の違い|
エバークックαは耐摩耗性試験200万回と耐食性試験200時間に合格!
普通の エバークック | エバークックα | |
---|---|---|
耐摩耗性試験 | 50万回 クリア | クリア | 200万回
耐食性試験 | – | クリア | 200時間
エバークックとエバークックαの耐久性の違いは、耐摩耗性試験と耐食性試験の結果に表れています。
エバークックαは耐摩耗性試験を200万回クリア、耐食性試験200時間クリアと高い耐久性を誇ります。
エバークックは耐摩耗性試験を50万回クリアしています。
どちらも一般的なフライパンと比較して非常に優れた耐久性ですが、エバークックαは普通のエバークックよりも約4倍耐久性がupしています。



毎日使う人ほど耐久性が高い方が長持ちしますね!


耐摩耗試験及び耐食性試験の内容とは?
- JIS S 2010(アルミニウム製加熱調理器具)の耐摩耗試験内容
- 摩耗輪または摩耗布を使って、一定の荷重と回数で塗膜表面をこすり塗膜の剥がれ、塗膜がどれだけ残っているかを評価
- 耐食性試験内容
- 5%の食塩水に浸しフッ素の膨れが発生するかどうかを確認
③保証期間の違い|
エバークックαの方が保証期間が2年間と長い
普通の エバークック | エバークックα | |
---|---|---|
保証期間 | 500日間 | (730日間) | 2年間
保証内容 | フッ素樹脂のはがれ |
エバークックとエバークックαは保証期間に違いがあります。
普通のエバークックの保証期間が500日間であるのに対し、エバークックαは2年間でエバークックαの方が230日間も保証が長いです。
保証期間の長さは、メーカーが製品の品質に自信を持っていることの表れと言えるでしょう。
エバークックの保証はフッ素樹脂の剥がれに対するものですが、万が一不具合があった場合でも無償で修理や交換を受けられるため安心です。



保証期間が長いと安心して使えますね!


④商品ラインナップの違い|
普通のエバークックの方がガス火専用・取っ手が取れるシリーズなど選べる商品は多い
普通の エバークック | エバークックα | |
---|---|---|
オール熱源対応 シリーズ (IH/ガス火対応) | フライパン (20cm / 24cm / 26cm / 28cm) 深型フライパン(28cm) 玉子焼きフライパン(13×18cm) | フライパン (22cm / 26cm / 28cm) 深型フライパン(26cm / 28cm) 玉子焼きフライパン(13×18cm) |
ガス火専用 シリーズ | フライパン (20cm / 24cm / 26cm / 28cm) 深型フライパン(28cm) 玉子焼きフライパン(13×18cm) | なし |
選べる シリーズ [取っ手が外せる] (IH/ガス火対応) | フライパン (20cm / 22cm / 26cm / 28cm) 深型フライパン(24cm / 26cm) 玉子焼きフライパン(13×19cm) ポット(18cm) セット商品 (3点セット / 7点セット / 8点セット) | 現行品は なし |
選べるカラー | ネイビー(公式限定) スモーキーブルー(公式限定) ミスティピンク(公式限定) アイボリー(エクリティ限定) ウォームグレー(リコメン堂限定) ブラウン(シマダヤ限定) グラデ―ション(シマダヤ限定) | レッド |
普通のエバークックとエバークックαでは、商品ラインナップに違いがあります。
普通のエバークックの方が、ガス火専用モデルや取っ手が取れる「選べるシリーズ」など、選択できる商品の種類が豊富です。
各店舗オリジナルのカラーが展開されているのも普通のエバークックの特徴です。
日常的にガス火で調理している方は、ガス火専用モデルを選ぶと軽量で使いやすいでしょう。
フライパンから鍋までコンパクトに収納したい場合は、普通のエバークックの取っ手が外せるシリーズを選んでくださいね。



自分に合ったフライパンを見つけやすいのは普通のエバークックの方ですね。


④重さの違い|
一番軽いのは普通のエバークックのガス火専用モデル
フライパン サイズ | 普通のエバークック | エバークックα | |
---|---|---|---|
IH対応 | ガス火専用 | ||
玉子焼き (13×18cm) | 約384g | 約332g | 約413g |
20cm | 約439g | 約380g | – |
22cm | – | – | 約597g |
24cm | 約627g | 約382g | – |
26cm | 約672g | 約608g | 約674g |
28cm | 約780g | 約676g | 約780g |
普通のエバークックとエバークックαでは重さに違いがあります。
一番軽いのは普通のエバークックのガス火専用モデルで、28cmのフライパンで比較すると104gの差があります。
参考として100gは卵2個分程度の重さに相当します。
フライパンを振る際に片手に卵2個分の重さが加わることを想像してみてください。
料理中は食材や油の重さも加わるため、少しでも軽いフライパンを選ぶことで手首や腕への負担が減り調理が楽になります。
IHを利用している人はどちらも同じ位の重さなので耐久力や使いたいサイズで選びましょう



フライパンは軽い方がラク!
毎日のことだからこそ持ちやすさはとても大事ですね!


⑤価格の違い|
普通のエバークックの方が安い
20cm フライパン価格 | 28cm フライパン価格 | |
---|---|---|
普通の エバークック | IH対応:4,222円 ガス火専用:3,662円 選べるシリーズ:4,180円 (+取っ手2,000円) | IH対応:5,280円 ガス火専用:4,734円 選べるシリーズ:5,285円 (+取っ手2,000円) |
エバークックα | 4,980円 ※20cmがないので22cmの価格 | 5,506円 |
普通のエバークックとエバークックαの価格を20cmと28cmのフライパン価格で比較しました。
表からもわかる通り、普通のエバークックのどのシリーズよりもエバークックαの方が価格が高い結果となりました。
特に最も安価なガス火専用モデルと比較すると700円から1,000円程度も価格差があります。
普通のエバークックとエバークックαは耐久力に4倍の違いがあります。
長く考えるとエバークックαの方がおトクですが、今少しでも安く買いたい方は普通のエバークックを選ぶと良いでしょう。



とくにガス火で調理している人はどちらが良いか迷いますね。


普通のエバークックをおすすめする人|
ガス火利用の方で軽くてコスパの良いフライパンを使いたい方向け!
普通のエバークックがおすすめな人
- コスパ重視の人
- ガス火のみで調理する人
- 軽いフライパンを求める人
- 3年程度で買い替えを考えている人
普通のエバークックはコスパを重視する人におすすめです。
価格が手頃でフッ素コーティングの耐摩耗性試験50万回をクリアしているので、3年くらい使えればOKという人にちょうどいいですね。
とくにガス火専用モデルは価格が手頃ですし、軽いので片手でも簡単に扱えます。
腕力に自信がない方やフライパンの扱いやすさを重視する方におすすめです。



手軽に使えてお財布にも優しいフライパンが欲しいなら普通のエバークックがぴったりですね。


エバークックαをおすすめする人|
長持ち&耐久力を重視でたくさん料理をする方向け!
エバークックαがおすすめな人
- 耐久性を重視する人
- 焦げ付きにくさを求める人
- 料理の頻度が高い人
- IHコンロを使っている人
エバークックαは、耐久性を重視する方やIHコンロを使用する方におすすめです。
「αダイヤ粒子」を配合したフッ素コーティングは耐摩耗性試験200万回をクリアしているため、長期間使用したい方にぴったりです。
さらにコーティングの剥がれに対しては2年間の保証が付いています。
日々の料理を楽しみたい方やフライパンを長く愛用したい方にとって最適な選択肢となるでしょう。



エバークックαは料理好きなあなたの強い味方ですね!


よくある質問(FAQ)
エバークックα(アルファ)とは何ですか?
エバークックα(アルファ)はエバークックシリーズの中でも耐久性と熱伝導率を向上させた上位モデルです。
従来のモデルよりもアルミニウム合金の厚みを増し、底面のIH対応ステンレス板を大きくすることで、熱変形に強く、均一な加熱を可能にしています。
また焦げ付きにくさも向上しており、より長く快適に使えるように設計されています。
エバークックは何年使えますか?
エバークックの寿命は、使用頻度やお手入れ方法によって大きく変わりますが、一般的には1年~3年程度が目安とされています。
公式サイトでは、独自のアンカー構造によってフッ素コートが剥がれにくいことを謳っていますが、使い方によっては早期に劣化する可能性もあります。
長持ちさせるためには、以下の点に注意しましょう。
- 中火以下で使用する: 強火はフッ素樹脂を傷める原因になります。
- 金属製の調理器具を使わない: 木やシリコン製のものを使いましょう。
- 調理後すぐに洗う: 焦げ付きなどを放置すると落としにくくなります。
- 急激な温度変化を避ける: 熱いフライパンをすぐに水で冷やすのは避けましょう。
- 空焚きをしない: フライパンを傷める原因になります。
エバークックαに「取っ手が取れる」セット商品はありますか?
2025年4月現在、エバークックαには「選べるシリーズ(取っ手が取れる製品)」はありません。
フライパンのセットもないので、必要なサイズを個別で購入しましょう。
エバークックには有害成分は入っていますか?
エバークックシリーズのフライパンは近年、健康への影響が懸念されているPFOA(パーフルオロオクタン酸)は使用していません。
エバークックとエバークックαの違いのまとめ|
自分にあった商品を選ぼう!
この記事では「エバークックとエバークックαの6つの違い|コスパが良いのはどっち?」というテーマを取り上げ、エバークックとエバークックαの違いや、それぞれをおすすめする人について解説しました。
優れているのはどっち? | |
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コーティングの強さ | エバークックα |
耐久力の強さ | エバークックα |
保証期間の長さ | エバークックα |
商品ラインナップの多さ | 普通のエバークック |
商品の軽さ | 普通のエバークック (ガス火専用モデル) |
価格の安さ | 普通のエバークック |
普通のエバークックはガス火利用の方で軽くてコスパの良いフライパンが欲しい人におすすめです。


エバークックαは長持ち&耐久力を重視し、たくさん料理をする方におすすめです。





この記事を参考に、自分の価値観や使用頻度に合わせて最適なフライパンを選んでくださいね!